研究大会発表賞

研究大会発表賞について

社会言語科学会では、第23回大会から、優れた口頭発表、ポスター発表に対して、「研究大会発表賞」を授与しております。この賞は、若手の研究者を顕彰して今後の発展を期待するという趣旨により制定されたものです。

1.授賞対象・授賞件数

毎回の研究大会における口頭発表・ポスター発表から、合わせて原則2件の発表の筆頭発表者に対し授与される。

2.選考の基準

予稿集に掲載された発表論文と、当日の発表状況の両方の審査に基づいて選考を行なう。特に、以下の点に重点を置いて評価する。
    1. 着眼点、方法、または得られた知見が独創性に富む
    2. 発展性、将来性が期待できる

3.授賞資格

筆頭発表者が以下のいずれかに該当する場合にのみ、受賞資格を有するものとする。
    • 修士もしくは博士課程に在学中
    • 修士課程修了後8年以内  (複数の修士課程を修了した場合は、最後に修了した修士課程が対象)
    • 学部卒業が最終学歴の場合は、卒業後10年以内
なお、研究大会発表賞の審査を受けるためには、上記の条件に該当する筆頭発表者本人が(大会での発表申し込みとは別に)発表賞へのエントリーを行なう必要がある。発表賞へのエントリー方法は、研究大会前に社会言語科学会のメーリングリストにおいて通知する。

4.選考機関

研究大会発表賞選考委員会が、研究大会発表賞の選考を行なう。

5. 表彰

選考結果を受け、理事会での承認を経、その後の直近の学会大会にて表彰式を行なう。賞状を贈り、これを顕彰する。

6. 歴代受賞者

第28回大会【研究大会発表賞第6回】

  • 杉浦 秀行(茨城大学/オークランド大学)
    「否定疑問文を使用した評価への抵抗:文法と連鎖位置の接点
  • 田中 真衣(大阪大学)
    「授業後の会話における学生同士の情報—共有情報提供と「伝聞」の関わり—」

第27回大会【研究大会発表賞第5回】

  • 該当者なし(大会中止による)

第26回大会【研究大会発表賞第4回】

  • 紀 偉(青島農業大学)
    「謝罪表現の日中対照研究—言語表現の観点から—」
  • 久保田 ひろい(千葉大学/日本学術振興会)
    「携帯メールにおける会話終結部の定形化:携帯メールにおいて「会話の終了」はどのように達成されるか」

第25回大会【研究大会発表賞第3回】

  • 大和田 孝文(東京工科大学) [共同発表者:岡本雅史・大庭真人・石本祐一・飯田仁]
    「漫才対話におけるあいづちの音声表現「うん」の生起位置による印象変化」
  • 村上 竜太(東京工科大学)[共同発表者:岡本雅史・大庭真人・石本祐一・飯田仁]
    「オープンコミュニケーションを利用した TV 番組対話における重層的談話構造の分析」
  • 辛 銀眞(早稲田大学)
    「国内現職非母語話者日本語教師に求められる資質と教育能力-ティームティーチング授業における現場参加者の不安と期待から-」

第24回大会【研究大会発表賞第2回】

  • 山下 里香(東京大学)
    「南アジア系教師による南アジア系バイリンガル児童への日本語の使用」
  • 金子 信子(千葉大学)
    「インタビュー調査にみる外国人居住者の書き言葉使用問題」

第23回大会【研究大会発表賞第1回】

  • 坊農 真弓(日本学術振興会/京都大学)
    「日本手話会話における分裂-話者交替と参与枠組みの観点から-」
  • 城 綾実(滋賀県立大学)[共同発表者:細馬宏通]
    「多人数会話における同期する発語と同期するジェスチャー」