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シンポジウム 企画委員会

第3回社会言語科学会シンポジウム(2021年9月11日)

日時:2021年9月11日(土)13:30-17:45
開催方法:オンライン開催(バーチャルOBIRIN講堂)
参加費用:無料

テーマ:「リフレクティブな共在の仕方」
企画責任者:高梨克也(滋賀県立大学)

概要:
 人々が対面的状況に身を置き,互いの存在を直に確認しながら空間的に「共在」することは,教育や学習,看護やケア,余暇やレクリエーションなど,社会生活のあらゆる場面での実践のための最も原初的な基盤である.近年では,社会におけるさまざまな共在の場に出向いてのフィールド調査やビデオを用いた微視的分析も盛んになってきた.しかし,これらの分析は,共在の場の当事者たちがどういったスタンスでその場に臨み,何を気にかけながら実践を行っているかという観点とはまだ十分に結び付けられていないことも多い.例えばD. A. ショーンのいう「省察的実践家」には「当事者性」と「メタ性」という,容易には両立しがたい条件が求められると考えられるが,こうした問題は「共在」に関する従来の研究では必ずしも的確に考慮されているとはいいがたい.そこで,今回のシンポジウムでは,共在の現場における実践者とこれを調査する分析者のそれぞれにおける「リフレクティブ」なあり方を焦点とした議論を展開したい.また,その際,コロナ禍で関係者たちが直面している課題などついても,併せて議論できればと考えている.

話題提供者:
坂井田瑠衣(公立はこだて未来大学)「「リフレクティブな共在の構え」は観察可能か」
大塚裕子(社会福祉法人喜慈会子中保育園)「リフレクションにおける当事者性とメタ性のデザインと実践ー子中保育園における保育リフレクションの事例ー」
池田佳子(関西大学)「日本国内企業が対峙するリフレクティブな共在ー外国人材の受入れという「内なる国際化」ー」

指定討論者:石崎雅人(東京大学)

 シンポジウム要旨はこちら(PDF)