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学会概要

会長ご挨拶

平賀 正子

 社会言語科学会は2018年に創設20周年を迎えます。そのような記念の年が任期に含まれるという重責を担うことになり、身の引き締まる思いで会長を拝命しました。

 1998年、学習院大学で開催された社会言語科学会第1回研究大会のシンポジウムに登壇させていただいたことを昨日のように覚えています。領域横断的な新しい学会のスタートという熱意みなぎる大会でした。その後、開催校実行委員長や研究大会委員長として合計7回の研究大会運営にかかわり、この学会を特徴づけているウエルフェア精神、学際性、国際性、若々しさなどについて身をもって体験してきました。特に近年は、外国人留学生や海外の研究者、学部生・大学院生による発表が増えてきているという印象です。

 学会は出会いの場です。人と人が直接出会う場であると同時に、学会誌の論文によっても出会いの場が提供されています。個人研究であれ共同研究であれ、研究を持続していくには、研究テーマの面白さや研究成果の意義だけではなく、研究者自身のやる気を鼓舞するさまざまな出会いが必要なのではないでしょうか。

 フランスの細菌学者ルイ・パスツールは「チャンスは準備が整っている心に訪れる」と言ったそうです。これは研究上の発見についても、また出会いについても、あてはまると思います。社会言語科学会がそういう出会いの場であり続けることを願ってやみません。

2017年4月