投稿規定・執筆要項・投稿の手順

【重要】

■「投稿規定・執筆要項・投稿の手順」「投稿原稿テンプレート」が2023年3月31日より改訂されました!

  1. 学会誌第25巻第2号より,掲載原稿がJ-Stageにて即時公開になります.これにともない,「投稿規定」の「4.掲載原稿の取り扱い」で掲載原稿を書籍として公開する際は学会誌刊行後2年間は公開できないという文言を削除し,「ただし,転載の際は,出典を必ず明記すること.」という文言を追加しました.
  2. 「執筆要項」の「2.外国語表記」の部分について,「人名・出版社名などの固有名詞については,慣例,または本人が定めた表記に従う(例:Takesi Sibata (柴田武),Hituzi Syobo (ひつじ書房),Tokyo(東京)).」という文言を追加・修正しました.
  3. 「原稿テンプレート」は,「執筆要項」にあわせて,修正をしました.

■2022年4月1日以降の変更点:

新規投稿される際は,原稿とともに「投稿チェックリスト・誓約書」の提出が必要になります(既に審査中の原稿に関しては,「投稿チェックリスト・誓約書」を改めて提出する必要はありません).

「電子投稿システム」のURLも https://iap-jp.org/jass/journal/ に変更されました.投稿の際は,「投稿規定・執筆要項・投稿の手順・執筆に際しての留意点」を熟読してください. 不明な点は,『社会言語科学』編集事務局 jass-edit@bunken.co.jp にお問合せください.

投稿規定

2023年3月31日改訂・施行

1.投稿資格

原稿の投稿者は社会言語科学会の会員でなければならない.共著の場合は,筆頭著者が会員であればよい.なお,編集委員会が原稿を依頼する場合は,この限りでない.投稿者は,論文の投稿から採否が決定するまで社会言語科学会の会員でなければならず,退会した時点で投稿資格を失う.それにともない,査読も打ち切られる.

2.投稿原稿

投稿原稿は研究倫理を遵守して作成されていることを前提とし,以下の規定に従うこと.

2.1 投稿原稿の種類(論文ジャンル)

  • 投稿原稿の種類は研究論文,展望論文,資料,ショートノートとする.
    1. 研究論文 ― 独創性のある実証的または理論的な論文
    2. 展望論文 ― 重要な課題に関する国内外の諸研究を幅広く検討し,独自の観点から総合的に概観する論文
    3. 資料 ― 言語資料,実験・調査の結果などの報告で,従来の学説の吟味検討や今後の研究展開に資することを目的とするもの
    4. ショートノート ― 萌芽的な問題の指摘,興味深い観察や少数事例に関する報告など,優れた研究につながる可能性のある内容,研究装置や研究方法に関する指摘・提案など
  • 原稿の種類は著者が投稿時に指定する.ただし,判定結果に基づき,編集委員会が審査途中で著者に種類の変更を求めることがある.
  • 編集委員会は,上記の種類の原稿のほかに,巻頭言,寄稿,書評,報告などの執筆を会員に依頼することがある.

2.2 投稿原稿の内容

  • 投稿内容は未公刊のものに限る.投稿者と同一の著者により既に公刊されている論文と内容の重複が多く,新規性が認められない投稿は受理されないことがある.
  • 本誌または他の学術誌に掲載済み・投稿中の原稿と同じ内容で投稿すること(二重投稿)は認めない.ただし学会での口頭発表ないしその内容をまとめた発表論文集などに掲載された原稿,科学研究費補助金などの研究報告書に掲載された原稿,公刊されていない修士論文や博士論文の一部は投稿して差し支えない.なお,機関リポジトリなどウェブ上で公開されているだけの博士論文は未公刊のものとして扱う.
  • 既に投稿した原稿が審査中の場合でも,同一の筆頭者による他の原稿を並行して投稿することは妨げない.ただし,後から投稿された原稿の査読には,通常よりも時間がかかることがある.
  • 捏造,改ざん,盗用,剽窃,不適切なデータ収集などを行わないこと.詳細は「執筆に際しての留意点」を参照すること.
  • 原稿には,誹謗・中傷や,特定の団体,教材,商品,サービスなどの宣伝を含めないこと.
  • 図やイラスト,写真などの掲載に際して著作権・肖像権に関する処理が必要な場合は,執筆者自身が行うこととする.

3.投稿と査読

  • 投稿は随時受け付ける.ただし,特集の原稿に関しては受付の期限を定める.
  • 執筆に際し,「執筆要項」および「執筆に際しての留意点」を参照すること.
  • 投稿においては,社会言語科学会ウェブサイト上の最新版の「投稿規定」「執筆要項」「投稿の手順」「投稿チェックリスト」に従っていることを「誓約書」 にて申し出ることとする.特に,「投稿規定」への違反が発覚した場合には,厳粛な対応措置がとられることがある.
  • 依頼原稿も含め,投稿原稿はすべて編集委員会が主体となって査読・編集を行い,掲載の可否を決定する.決定に異議がある場合,投稿者は,編集委員会に対して異議申立てを行うことができる .
  • 投稿して審査中の原稿と同一内容で,口頭発表することは望ましくない.

4.掲載原稿の取り扱い

  • 掲載される原稿の原稿料は支払わない.
  • 掲載原稿の執筆者には,1編につき抜刷20部を無料で進呈する.
  • 掲載原稿の印刷に要する費用は,原則として本学会の負担とする.ただし,特殊な活字,図版の作成などにより特別な費用がかかるときには,その費用は投稿者の負担とする.
  • 掲載された論文などに関する国内外の著作権は,原則として本学会に帰属する.本学会は掲載原稿を電子化または複製の形態などで公開・配布する権利を有するものとする.
  • 掲載原稿の執筆者は,掲載された論文などを機関リポジトリや個人のウェブサイト,書籍で公開することができる.ただし,転載の際は,出典を必ず明記すること.また,転載を希望する者は,『社会言語科学』編集事務局(jass-edit@bunken.co.jp)に問い合わせ,「転載許可願」を提出すること.

執筆要項

2023年3月31日改訂・施行

1.投稿原稿の書式・分量

  • 原稿本文は日本語または英語で書くこととする.表題と要旨とキーワードは日本語と英語の両方とする.
  • 母語・非母語に関わらず,投稿前に,自身や他者による入念な推敲を行うことを推奨する.
  • 執筆言語が母語でない場合は,専門的な知識を有する母語話者などのチェックを受けること.
  • 原稿は縦置き横書きとする.句読点は「.,」とする.
  • 原稿は,原則として「投稿原稿テンプレート」(日本語用Wordファイル,英語用Wordファイル,日本語用LaTexファイル)を使い,その説明に従って書く.
  • 投稿原稿の分量は,研究論文は本文のほか表題,著者名・所属,和文要旨・英文要旨,参考文献,注,表,図などを含め,「投稿原稿テンプレート」の書式(23字×2段×40行設定)で16ページ以内とする.展望論文は同じく16ページ以内を,ショートノートは8ページ以内とする.その他の原稿については簡潔を旨とし,研究論文の基準を上回らないものとする.和文要旨は600字以内,英文要旨は200語以内とする.
  • 査読結果によって加筆修正が必要になった場合でも,原稿の分量は上記のとおりとする.そのため,投稿時の原稿の分量は規定より少なめにしておくのが望ましい.
  • 誌面はモノクロ印刷になるので,提出原稿は図表を含め,すべてモノクロにする.グラフなどはモノクロでも見やすいように工夫すること.どうしてもカラー印刷にする必要があるときは,著者の費用負担によりカラー印刷を認めることがある.
  • 図表は本文中の適当な個所に入れること.図表中の文字は8ポイント以上にする.
  • 本文のなかで章・節などの記号をつける場合には,章は1.,2.,…,第1章第1節は1.1のようにし,以下これに準ずることとして,本文中でも章・節などを参照する場合も1.1のようにする.
  • 本文中の外国人名などの固有名詞は,原綴りあるいは英語綴りを原則とするが,公式の名称などとして著名なものはカタカナでもよい.
  • 注は,必要最小限にとどめる.入れる場合は論文の末尾に入れる「末尾注」とし,脚注は用いない.

2.外国語表記

  • 原稿本文,並びに例文において,ラテン文字,簡体字・繁体字,ハングル,キリル文字以外の特殊文字はローマ字化する.その際,当該言語における慣習的なローマ字表記法を採用する.なお,簡体字・繁体字,ハングル,キリル文字についても,必要に応じて,ローマ字表記法を併記してもよい.
  • 英語論文の本文,並びに例文における日本語のローマ字化には,訓令式,または,ヘボン式を一貫して用いる.なお,長音については,母音字の上に横棒(マクロン)を付すか,同じ母音を続けて書く表記を一貫して用いる(例:kenkyū,kenkyuu(研究)).ただし,人名・出版社名などの固有名詞については,慣例,または本人が定めた表記に従う(例:Takesi Sibata (柴田武),Hituzi Syobo (ひつじ書房),Tokyo(東京)).

3.引用

本文中で引用をする際,以下の基準に従うようにする.

  • 単著文献を引用する際,以下のように著者の姓と発行年を表記する.
    • 柴田 (1978) によれば…, Holmes (2017) によれば…
      …である (柴田, 1978).,  …という (Holmes, 2017).
      Tagliamonte (2012) investigated…, …was examined (Tsujimura, 2013)
  • 共著文献を引用する際,著者が2人の場合は,両方の著者名を表記する.著者が3人以上の場合は,筆頭著者のみを示し,その後に「ほか」(英文の場合はet al.)をつける.なお,参考文献では全ての著者名を示す.
    • 安田・海野 (1977) によれば…
      Okamoto & Shibamoto-Smith (2016) によれば…
      Okamoto & Shibamoto-Smith (2016) conducted…
  • 直接引用には原文のページ数を明記する.間接引用にはページ数は明記しなくてもよい.
    • 安田・海野 (1977:35) は,「~」と述べている.
      「~」(Spitzberg & Cupach, 1984:22-23) と言われる.
  • 一つの引用箇所に複数の引用文献を併記する場合,刊行年の古いものの順に以下のように配列する.
    • 〜を指摘した (柴田, 1952; 渋谷, 2006; Nakamura, 2014).
  • 翻訳書を引用する場合,(原著刊行年/翻訳刊行年)のように示す.
    • 〜を指摘した (トラッドギル, 1972/1975)
  • 第二版以降の文献を引用する際には,(再版刊行年[初版刊行年])のように示す.
    • 〜を指摘した (時枝, 2008 [1941]).
  • 同一著者,同一出版年の異なる文献を引用する際,本文中に登場する順に出版年の後にa, bのようにアルファベット順に記号を入れる.
    • 鈴木(1997a)鈴木(1997b)

4.参考文献の書式

参考文献は,原則として以下のようにする.第一著者名のアルファベット順で,和文文献,欧文文献,その他の外国語文献を分けることなく配列する.ただし,中国語・韓国語文献などの外国語論文は言語ごとに分け,当該言語の慣習的な配列順に従ってもよい.欧文文献,その他の外国語文献は当該言語で記し,日本語に訳さなくても良い.また,同一の著者による参考文献を複数載せる場合は,刊行年の古い論文から順に並べる.また,同一の著者の単著と共著がある場合は,単著を先にする.なお,共著者が多数の場合,監修者名のみを残すなど省略してもよい.

  1. ① 和文の単行本(単著,共著,編著)の場合
    • 柴田武 (1978). 社会言語学の課題. 三省堂.
      安田三郎・海野道郎 (1977). 社会統計学 改訂2版. 丸善.
      橋元良明 (編) (2005). 講座社会言語科学2 メディア. ひつじ書房.
  2. ② 和文の編著書中の論文の場合
    • 竹内郁郎 (1982). 受容過程の研究. 竹内郁郎・児島和人(編) 現代マスコミュニケーション論, pp.44-79. 有斐閣.
  3. ③ 和文の逐次刊行物の場合
    • 「巻」で通しページの場合,または「号」「集」などの上に「巻」がない場合:
      • 芳賀純 (1963). 日本人学生の学習した英語名詞の意味構造の比較研究. 教育心理学研究, 11, 33-42.
    • 「巻」の下に「号」などがあり,「号」ごとにページが変わる場合:
      • 渋谷勝己 (2000). 徳川学の流れ-方言学から社会言語学へ-. 社会言語科学, 2(2), 2-10.
  4. ④ 欧文の単行本(単著,共著,編著)の場合
    • Norrick, Neal R. (2000). Conversational narrative: Storytelling in everyday talk. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
    • Spitzberg, Brian H., & Cupach, William R. (1984). Interpersonal communication competence. Beverly Hills, CA: Sage.
    • Dorian, Nancy C. (Ed.) (1989). Investigating obsolescence. Cambridge: Cambridge University Press.
  5. ⑤ 欧文の編著書中の論文の場合
    • Atlas, Jay D. (2004). Presupposition. In Horn, Laurence R., & Ward, Gregory (Eds.), The handbook of pragmatics, pp.29-52. Malden, MA: Blackwell.
    • Hymes, Dell (1972). Models of the interaction of language and social life. In Gumperz, John, & Hymes, Dell (Eds.), Directions in sociolinguistics, pp.35-71. New York: Holt, Rinehart & Winston.
  6. ⑥ 欧文の逐次刊行物の場合
    • 「巻」で通しページの場合,または「号」「集」などの上に「巻」がない場合:
      • Zajonc, Robert B. (1980). Feeling and thinking: Preferences need no inferences. American Psychologist, 35, 151-175.
    • 「巻」の下に「号」などがあり,「号」ごとにページが変わる場合:
      • Sacks, Harvey, Schegloff, Emanuel, & Jefferson, Gail (1974). A simplest systematic for the organization of turn-taking for conversation. Language, 50(4), 696-735.
  7. ⑦ 外国語(欧文文献以外)による単行本(単著,共著,編著)の場合
    • 陈原 (1983). 社会语言学. 学林出版社.
      刘月华・潘文娱・故韡 (2001). 实用现代汉语语法. 商务印书馆.
      이익섭(1994). 사회언어학. 민음사.
      박경래・곽충구・정인호・한성우・위진 (2012). 재중 동포 언어 실태 조사.국립국어원 .
  8. ⑧ 外国語(欧文文献以外)による編著書中の論文の場合
    • 孙宏开 (1998). 20世纪的中国少数民族语言文字研究. 刘坚 (主编) 20世纪的中国语言学, pp.641-682. 北京大学出版社.
    • 정성희 (1998; 2017). 산재지구 조선족의 이중언어사용 실태 ――심양시 소가툰구 성광촌의 현황――.지광철 (編) 규범화, 이중언어연구, pp.456‒461. 민족출판사.
  9. ⑨ 外国語(欧文文献以外)による逐次刊行物の場合
    • 「巻」で通しページの場合,または「号」「集」などの上に「巻」がない場合:
      • 李宇明 (2016).语言服务与语言产业 东方翻译, 4, 4-8.
      • 김희숙 (2007). 사회언어학과 ‘과잉교정’의 문제. 언어학연구, 11, 49-65.
    • 「巻」の下に「号」などがあり,「号」ごとにページが変わる場合:
      • 徐大明 (2004). 语言社区理论 中国社会语言学 2(1), 18-28 .
      • 아라이 야스히로 (2012). 휴대전화에 있어서의 행위선택의 한일 대조 연구―대우법의 새로운 형태―.사회언어학, 19(2), 237-259.
  10. ⑩ 翻訳書
    • Lave, Jean, & Wenger, Etienne (1991). Situated learning: Legitimate peripheral participation. Cambridge: Cambridge University Press. (佐伯胖訳 (1993). 状況に埋め込まれた学習 産業図書)
  11. ⑪ 学会などでの発表(発表論文集などに掲載されたもの)
    • 山田寛 (2007). 顔面表情認知における情報処理過程 社会言語科学会第19回大会発表論文集,346-349.
  12. ⑫ インターネット上の資料の引用(かっこ内は資料にアクセスした日)
    • 社会言語科学会 (2004). 原稿募集のお知らせ 社会言語科学会 2004年11月8日 〈https://www.jass.ne.jp/ed/gakkaisi.html〉 (2007年6月20日)
  13. ⑬ 博士論文など
    • Kita, Sotaro (1993). Language and thought interface: A study of spontaneous gestures and Japanese mimetics. Doctoral Dissertation, Department of Psychology and Department of Linguistics, University of Chicago, Chicago, Illinois.
  14. ⑭ その他
    執筆要項に記されていない点については,APA(American Psychological Association,アメリカ心理学会)マニュアル最新版(2022年1月現在,第7版) に規定されている方式に準ずる方法を採用すること.

投稿の手順

2023年3月31日改訂・施行

1. 投稿方法

  • 原稿は,本学会の下記「電子投稿システム」内の新規投稿ページより投稿すること.
    https://iap-jp.org/jass/journal/
    2022年4月1日より新システムへ移行.
  • 投稿完了までの流れは以下のとおりである.
    電子投稿システム論文情報入力著者情報入力原稿アップロード入力確認投稿完了
  • 投稿を受理すると,編集事務局は自動的に原稿受理日,論文番号などを投稿者に電子メールで通知する(返信は不要).
  • 不明な点があれば,下記編集事務局に問い合わせること.
    〒162-0801 東京都新宿区山吹町332-6
    (株)国際文献社内 『社会言語科学』編集事務局
    TEL: 03-6824-9363  FAX: 03-5206-5332
    E-mail: jass-edit[at]bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)

2. 投稿の際に必要となる物

  • 投稿者は,原則として「投稿原稿テンプレート」(日本語用Wordファイル,英語用Wordファイル,日本語用LaTexファイル)に従って投稿原稿を作成すること.なお,本文や注,参考文献,謝辞,付記の書き方などで著者が特定できるような場合,その部分を削除するか伏せ字にして匿名性を確保すること.
  • 投稿原稿は,PDFファイルにして新規投稿ページより電子的に投稿すること.なお,電子投稿システム内のPDFコンバート機能を用いて,投稿原稿をPDF化することができる.なお,個人でPDFファイルを作成する場合は,ファイルの「プロパティ」から作成者に関連する情報を必ず消去すること.
  • 電子投稿の際には以下の論文情報が必要になる.投稿原稿から転記すること.
    1. 論文表題(和文・英文)
    2. 論文ジャンル(研究論文,展望論文など)
    3. 論文種別(一般/特集)
    4. 特集名(特集号の場合のみ)
    5. 論文要旨(日本語600字以内,英語200語以内)
  • 著者情報入力ページには,氏名(漢字,仮名,英字),所属機関(漢字,英字),会員番号(ID)を入力する.
  • 投稿チェックリスト・誓約書」を提出すること.投稿者のうち少なくとも 1 名がこれまで本学会または他学会などで投稿・掲載した内容(または投稿中・掲載予定の内容)と類似する部分がある場合は,「類似の自己論文についての申告」の欄に,その書誌情報を記入した上で内容の異同を説明し,その論文のコピーをPDFファイルで提出すること.

3.査読及び刊行スケジュール

  • 原稿の査読は,担当編集委員及び2名の査読者によって行い,担当編集委員が査読者の評価を取りまとめ,編集委員会に判定結果を報告して承認を受ける.判定結果は,A (そのまま掲載可),B (修正の上,掲載可),C (修正の上,再審査),D (掲載不可)のいずれかとし,原稿受理日から原則として3ヶ月以内に投稿者に電子メールで通知する.
  • 判定結果に基づき,第3査読者を依頼することがある.その際は,編集委員会からの電子メールにて著者に通知する.
  • 判定結果がBまたはCの場合,査読コメントを踏まえて必要な修正を行い,所定の期間内(Bでは1ヶ月,Cでは3ヶ月)に再提出すること.
  • 本誌は年度ごとに2回,9月末と3月末に刊行する.投稿は随時受け付けているが,刊行時期の3ヶ月前までに掲載が決定しない場合は,掲載が次号以降(特集のための投稿原稿についても同様)になるので,留意されたい.

4. 掲載決定後の入稿方法

  • 掲載が決定した場合は,完成原稿を作成する.完成原稿では,最終の査読コメントへの対応のための修正を除き,内容の加除は認めない. 著者名・所属と著者名ローマ字・英語の所属名を追加し,投稿原稿において削除または伏せ字にした著者関連情報を明示すること.謝辞を書く場合は,掲載決定後に追加すること.
  • 完成原稿は,プリントアウト原稿と電子ファイル原稿の両方の形式を用意する.なお,プリントアウト原稿は上記の編集事務局所在地宛に送り,電子ファイル原稿は編集事務局E-mailアドレスjass-edit[at]bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)に送信する.
  • プリントアウト原稿は,完成原稿と同じ体裁・内容とする.ただし,図・表は,本文(表題,著者名,和文・英文要旨,キーワードを含む)とは別にプリントアウトし,挿入希望個所をプリントアウト原稿の本文部分に指示する.
  • 図・表は1枚の用紙に一つだけ書く.また,図と表のそれぞれに一連番号をつけ,さらに題(説明,キャプション)をつける.
  • 図・表は,プリントアウトをそのまま利用して編集することがあるので,鮮明なものを用意する.刷り上がりの大きさは編集委員会の裁量による.
  • 電子ファイル原稿は,原則として「投稿原稿テンプレート」(日本語用Wordファイル,英語用Wordファイル,日本語用LaTexファイル)に入力したファイルとする.それに加えて,図・表部分はPDFファイルまたはMicrosoft Wordファイルとして別につける.
  • 著者校正は原則として二校までとする.校正の際の原稿への加除は認めない.