社会言語科学会の第13回大会は,以下の予定で行われます.
日時 : | 2004 年 3 月 27 日 (土), 28 日 (日) |
場所 : | 東京工芸大学 中野キャンパス・芸術情報館 (東京工芸大学 中野キャンパス ) 〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 tel: 03-3372-1321 (代表) |
交通 : | 丸の内線、大江戸線 中野坂上下車(徒歩約7分 |
お知らせ
- 大会発表募集を掲載しました.
プログラム
第1日目 3月27日(土)
9:30 | 受付開始 |
10:00 | 開会 |
10:00–10:40 | テーマ講演1: 【メインホール】 司会: 橋元 良明(東京大学) 広告は「コミュニケーション」か? ~社会学的語用論の観点から考える 辻 大介 (関西大学) |
10:45–12:40 | 研究発表1:【メインホール】 研究発表2:【第1会議室】 |
12:40–13:40 | 理事会: 【第2会議室】 |
13:10–15:10 | ポスター発表: 【ギャラリー】 |
15:10–18:00 | シンポジウム: 【メインホール】 話者の文化的基盤の顕現を誘発する談話データとは? 企画責任者:片岡 邦好 (愛知大学) 登壇者:片桐 恭弘 (ATR)スコット・サフト (ハワイ東海インターナショナルカレッジ)岩崎 勝一 (UCLA)片岡 邦好 (愛知大学) 指定討論者:石崎 雅人 (東京大学) |
18:30–20:30 | 懇親会(Keyaki Garden) |
第2日目 3月28日(日)
9:30 | 受付開始 |
10:00 | 開会 |
10:00–10:40 | テーマ講演2: 【メインホール】 司会: 片岡 邦好(愛知大学) ことばと社会心理学の方法 岡 隆 (東京大学) |
10:45–12:40 | 研究発表3: 【メインホール】 研究発表4: 【第1会議室】 |
13:40–15:10 | 講演 【メインホール】 司会: 平賀 正子(立教大学) 講師紹介: 大坊 郁夫(大阪大学) 【演題】「わたしにはあなたの言っていることが分からない。」 –現代日本社会におけるディスコミュニケーションの諸位相– 鷲田 清一 (大阪大学) |
15:10–18:00 | ワークショップ1: 【メインホール】 変異理論は「相関主義的」か?: 言語変異理論の新たな展開 企画責任者:太田 一郎 (鹿児島大学) 話題提供者:松田 謙次郎 (神戸松蔭女子学院大学)朝日 祥之 (大阪大学大学院)高野 照司 (北星学園大学) ワークショップ2: 【第1会議室】 多人数会話における話者交替再考 -参与構造とノンバーバル情報を中心に- 企画責任者:高梨 克也 (通信総合研究所) 話題提供者:伝 康晴 (千葉大学)榎本 美香 (千葉大学大学院)森本 郁代 (通信総合研究所)坊農 真弓 (神戸大学大学院/ATR-MIS)細馬 宏通 (滋賀県立大学)串田 秀也 (大阪教育大学) |
18:00 | 閉会 |
研究発表
研究発表1 [メインホール]
司会:小磯 花絵(国立国語研究所)
10:45–11:10 | 気づかれにくい方言の使用意識と語認識 -岩手県における地域別調査から- 吉積 由紀子 (フェリス女学院大学) |
11:15–11:40 | 「『ク』+カ行音」の「促音化」現象について -『日本語話し言葉コーパス』の分析結果- 岡田 祥平 (大阪大学) |
11:45–12:10 | 二歳児の会話能力: 双生児の母親が果たしている役割からの分析 中島 君枝 (中京大学) 白井 純子 (中京大学) 白井 英俊 (中京大学) Patschke Cynthia (中京大学) |
12:15–12:40 | 子どもの言語発達における模倣の可能性の検討 -ある11歳児の実際の映像の分析を通して 吉井 均枝 (図書館情報大学) |
研究発表2 [第1会議室]
司会:松木 啓子(同志社大学)
10:45–11:10 | エスペラントの言語文化に関する考察 ~慣用表現krokodiliの観点から~ 臼井 裕之 (財団法人日本エスペラント学会) |
11:15–11:40 | 新聞報道とイデオロギー構築に関する一考察 -瀋陽事件をめぐる日中新聞記事の分析を通じて- 植野 貴志子 (日本女子大学) |
11:45–12:10 | 中国「漫画」呼称論争 -国家漫画プロジェクト実施以降を中心に 南雲 大悟(高崎芸術短期大学) |
12:15–12:40 | 言葉使い及び意識調査の結果からみられるコミュニティ言語の実態 -「ドルブットモンゴル族中学校・高等学校」 モンゴル語主体カリキュラムの生徒を中心に- 包 聯群 (東京大学) |
研究発表3 [メインホール]
司会:三宅 和子(東洋大学)
10:45–11:10 | 広告キャッチフレーズにおける言語特性とその効果に関する心理言語学的研究 ~メイク用品広告を中心として~ 和田 沙耶香 (みずほフィナンシャルグループ) |
11:15–11:40 | 雑誌広告に見られる日英語の表現方法の違い 疋田 りえ (日本女子大学) |
11:45–12:10 | 日英語の話法の違い 野村 佑子 (日本女子大学) |
研究発表4 [第1会議室]
司会:川崎 晶子(立教大学)
10:45–11:10 | Universality in Politeness: A Case of Japanese Chikako Ichikawa (関西外国語大学) Joseph Gorski (関西外国語大学) Soichi Kozai (関西外国語大学) |
11:15–11:40 | 語用論的知識の演繹的提示の有効性 -ポライトネスストラテジーの指導を通して 村田 和代 (龍谷大学) |
11:45–12:10 | 中国延辺朝鮮語の職場における聞き手待遇について -hao体を中心に 千 惠蘭 (東京大学) |
12:15–12:40 | 日本語会話のヘッジの機能:「聞き手への配慮」ということについて -米語との比較対照によって- 落合 るみ子 (日本女子大学) |
ポスターセッション [ギャラリー]
P-01 | 優れた中国人学習習得者の日本語習得の管理について 福井 千鶴子 (桜美林大学) |
P-02 | メッセージと顔文字の信頼度に対するスペースの数の効果 中丸 茂 (IOND UNIVERSITY JAPAN) |
P-03 | 英和辞典における発音表記について -発音記号表記とカナ発音表記を比較して- 西原 哲雄 (宮城教育大学) |
P-04 | 個人の意味世界におけるポライトネス -ある少女の日記における自称詞使用に注目して- 石田 喜美 (筑波大学) |
P-05 | CMCを可能にするものとしてのリテラシー 平本 毅 (立命館大学) |
P-06 | ブック・トークとレポートに見る留学生の引用と主張 大島 弥生 (東京海洋大学) |
P-07 | 日本マンガにおけるオノマトペの使用分析 陳 佳「雨文」 (九州大学) |
P-08 | 行政外来語の実態と問題点 田中 牧郎 (国立国語研究所) 桐生 りか (国立国語研究所) 茂木 俊伸 (筑波大学・国立国語研究所) 山口 昌也 (国立国語研究所) |
P-09 | 語種との関係に基づいた新聞記事における語彙の時間的変化分析 山口 昌也 (国立国語研究所) 茂木 俊伸 (筑波大学・国立国語研究所) 桐生 りか (国立国語研究所) 田中 牧郎 (国立国語研究所) |
P-10 | 英語の子音連鎖の単純化 -イギリス,アメリカ,ニュージーランド英語の[t, d]脱落- 平野 圭子 (北九州市立大学) |
P-11 | 接触言語としての朝鮮語の言語規範 宮下 尚子 (九州大学) |