第17回大会 (東洋大学 2006年3月)

社会言語科学会の第17回大会(東洋大学共催)は,以下の予定で行われます.

日時 :2006年3月18 日 (土), 19日 (日)
場所 :東洋大学 
〒112-8606 東京都文京区白山 5-28-20
交通 :都営地下鉄三田線「白山」駅から徒歩約5分
東京メトロ南北線「本駒込」駅から徒歩約5分
東京メトロ千代田線「千駄木」駅から徒歩約15分

大会参加申し込み

  • 今回より、事前参加申し込みご希望の方は、こちらからお申し込みください。
  • 事前申込みは2006年2月28日まで受付ける予定です。
  • 当日会場での受付もいたします。

事前申し込み

一般参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員1,000円5,000円2,000円
非会員3,000円5,000円2,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員1,000円2,000円2,000円
非会員2,000円2,000円2,000円

当日申し込み

一般参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員2,000円6,000円2,000円
非会員3,000円6,000円2,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員2,000円3,000円2,000円
非会員2,000円3,000円2,000円

お知らせ

  • 研究発表応募は,締切られました.

大会ヘルプデスク(jass-desk[at]bunken.co.jp [at]を @ に変えて下さい)

プログラム

第1日目 3月18日(土)

9:30受付開始
10:00開会
10:00 — 10:40テーマ講演 【6号館6210教室】
「わかりにくい文章表現にはどんな配慮が欠けているのか? ―文法的に不適格な文との違いを視野に入れて―」
講師:野田尚史 (大阪府立大学)
司会:西原鈴子(東京女子大学)
10:45 — 12:10研究発表1 【6号館6202教室】
10:45 — 12:10研究発表2 【6号館6203教室】
10:45 — 12:10研究発表3 【6号館6204教室】
12:10 — 13:10理事会
13:15 — 13:20開催校挨拶 【6号館6210教室】
松尾友矩(東洋大学学長)
13:20 — 13:35徳川賞授賞式 【6号館6210教室】
萌芽賞:坊農 真弓(ATRメディア情報科学研究所)、片桐 恭弘(公立はこだて未来大学)
萌芽賞: オストハイダ・テーヤ (Teja OSTHEIDER)近畿大学
13:40 — 15:10招待講演 【6号館6210教室】
「言語生活の中で言語行動を見つめる」
講師:杉戸清樹(国立国語研究所)
司会:井出祥子(日本女子大学)
15:15 — 17:45ポスター発表 【6号館2階フロアー】
18:00 — 20:00懇親会 【2号館16階スカイホール】

第2日目 3月19日(日)

9:30受付開始
10:00開会
10:00 — 10:40徳川賞受賞講演 【6号館6210教室】
「対面コミュニケーションにおける相互行為的視点 ―ジェスチャー・視線・発話の協調―」
講師:坊農 真弓(ATRメディア情報科学研究所)、片桐 恭弘(公立はこだて未来大学)
司会:岡 隆(日本大学)
10:45 — 12:10研究発表4 【6号館6202教室】
10:45 — 12:10研究発表5 【6号館6203教室】
10:45 — 12:10研究発表6 【6号館6204教室】
12:20 — 13:20各種委員会
13:00 — 13:40徳川賞受賞講演 【6号館6210教室】
「“聞いたのはこちらなのに・・・”―外国人と身体障害者に対する「第三者返答」をめぐって―」
講師:オストハイダ・テーヤ (Teja OSTHEIDER)(近畿大学)
司会:沖 裕子(信州大学)
13:50 — 16:20シンポジウム 【6号館6210教室】
「ケータイとコミュニケーションの変容」
企画・司会:橋元良明(東京大学)
話題提供者:松田美佐(中央大学)、西井和夫(山梨大学)
コメンテーター:吉井博明(東京経済大学)
16:30 — 17:55研究発表7 【6号館6202教室】
16:30 — 17:55研究発表8 【6号館6203教室】
16:30 — 17:55研究発表9 【6号館6204教室】
18:00閉会

研究発表

研究発表1:【6号館6202教室】

司会:本田厚子(専修大学)

10:45 AM — 11:10 AM3人会話における発話交換構成員の推移の分析
榎本 美香 (千葉大学) 伝 康晴(千葉大学)
11:15 AM — 11:40 AM三者間接触場面会話における「聞き返し」と脇の聞き手の役割
林 里香 (千葉大学)
11:45 AM — 12:10 PM三者面接調査における回答者同士の相互作用 ―初対面の回答者の場合―
木谷 直之 (国際交流基金日本語国際センター) 熊谷 智子(国立国語研究所)

研究発表2:【6号館6203教室】

司会:橋田浩一(東京大学)

10:45 AM — 11:10 AM情報構造からみた日本語倒置文の機能
綿貫 啓子 (神田外語大学/シャープ株式会社)
11:15 AM — 11:40 AMJapanese Facemarks: A Conceptual Blending Perspective
安原Yasuhara 和也Kazuya (京都大学)
11:45 AM — 12:10 PMさ入れ言葉の性質に関する形式的説明
佐野 真一郎 (上智大学)

研究発表3:【6号館6204教室】

司会:荻野綱男(日本大学)

10:45 AM — 11:10 AM「登場人物」のイデオロギー ―中学英語教科書におけるナショナリズムのレトリック―
榎本 剛士 (立教大学)
11:15 AM — 11:40 AMアイルランド英語do be形式とその社会的含意 ―Awareness of‘Standard’―
嶋田 珠巳 (京都大学)
11:45 AM — 12:10 PMイタリア語の挨拶“buongiorno”の音声的特徴と対人関係
榊原 志代 (大阪外国語大学)

研究発表4:【6号館6202教室】

司会:松本和子(東京大学)

10:45 AM — 11:10 AM多言語話者のコード選択の要因 ―香港の中英日マルチリンガルの社会言語的プロフィール調査―
宮副 ウォン 裕子(桜美林大学) マギー 梁 安王(香港理工大学)
11:15 AM — 11:40 AM言語取り替えと実践共同体 ―あるブラジルの日系人移住地を事例として―
渡辺 伸勝 (関西学院大学)
11:45 AM — 12:10 PMカナダにおけるバイリンガル連邦公務員の言語選択:アンケート調査結果より
矢頭 典枝 (神田外語大学)

研究発表5:【6号館6203教室】

司会:村岡英裕(千葉大学)

10:45 AM — 11:10 AM台湾人日本語学習者の動機づけに関する一考察
荒井 智子 (明海大学)
11:15 AM — 11:40 AMUnaddressed Recipientとなるプロセスの相互比較-接触場面と母語場面における三者会話の役割の分析-
大場 美和子 (千葉大学)

研究発表6:【6号館6204教室】

司会:近藤彩(政策研究大学院大学)

10:45 AM — 11:10 AMフロアーマネジメントにおける新たなストラテジーの提案 ”Turn-tossing” as a floor creating strategy
内田 章子 (明治学院大学)
11:15 AM — 11:40 AMインドネシア人日本語観光ガイドの日本語におけるポライトネス・ストラテジーとしての「スピーチレベル」「相づち」「終助詞‘ね’」の使用について
松本 剛次 (東京外国語大学)
11:45 AM — 12:10 PM「身内」の不祥事報道における新聞の隠蔽・自己正当化ストラテジー ―第三者名義株式保有問題を題材に―
布尾 勝一郎(大阪大学)

研究発表7:【6号館6202教室】

司会:岡本能里子(東京国際大学)

4:30 PM — 4:55 PM若者言葉の談話標識「ていうか」について ―面子行動の観点から―
福原 裕一 (東北大学)
5:00 PM — 5:25 PM相づちからみたチャットの相互行為
倉田 芳弥 (お茶の水女子大学)
5:30 PM — 5:55 PMページをめくるという相互行為 細馬 宏通 (滋賀県立大学)
小森優子(滋賀県立大学)

研究発表8:【6号館6203教室】

司会:佐藤彰(大阪大学)

4:30 PM — 4:55 PM親しい友人同士の会話におけるナラティヴの日米対照分析
杉田 梢 (筑波大学)
5:00 PM — 5:25 PM自然談話におけるrepairに関する一考察 ―独話に見られるrepairの特徴―
田中 香織 (フェリス女学院大学)

研究発表9:【6号館6204教室】

司会:川崎晶子(立教大学)

4:30 PM — 4:55 PM“you know”と「ね」の機能と語用論的特徴についての対照比較 ―「間」の概念を交えて―
白井 香織 (日本女子大学)
5:00 PM — 5:25 PM日本語会話における疑問表現:英語会話との比較から
植野 貴志子(日本女子大学)
5:30 PM — 5:55 PM「謝罪」の日中比較 ―謝罪の必要が生じた事情の差異に着目して―
阿部 加奈子(広島大学) 大浜 るい子(広島大学)

ポスター発表

15:15-16:30

P-01Blending Levels for Linguistic and Behavioral Realizations
安原 和也 (京都大学)
P-03日本人大学生の英語会話における談話標識の使用
山本 綾 (お茶の水女子大学)
P-05グループ討論に見られる沈黙の分析
楊 虹 (お茶の水女子大学) 倉田 芳弥 (お茶の水女子大学) 佐々木 泰子(お茶の水女子大学)
P-07オーラリティとリテラシー
島村 直己 (国立国語研究所) 梶村光郎(琉球大学) 上谷順三郎(鹿児島大学) 工藤真由美(大阪大学) 米田 猛(富山大学) 猿田裕嗣(国立教育政策研究所) 新名主健一(鹿児島大学) 長野秀章(東京学芸大学) 葉養正明(東京学芸大学) 藤井知弘(岩手大学) 松山雅子(大阪教育大学) 望月善治(岩手大学) 柳沢浩哉(広島大学) 矢部玲子(藤女子大学)
P-09依頼談話の構造における「本題の話段」と「交渉の話段」の設定をめぐって
柳 慧政 (学習院大学)
P-11漫画における擬音語の中訳研究
陳 ジャウン (九州大学)
P-13場面別の行動にみる事実の報告的発話と評価的発話の分析 ―接触場面における一日の会話データをもとに―
中井 陽子 (早稲田大学) 大場 美和子(千葉大学)
P-15日韓語における英語動詞の借用に関する対照言語学的研究 ―使用頻度と意味拡張の観点から―
森 聡美 (東北大学) 堀江 薫(東北大学)
P-17学習者参加型日本語学習におけるコーチングの有効性
田畑 理咲 (桜花学園大学) 都 恩珍(桜花学園大学)
P-19Variables Affecting Students Learning English
小山内 大 (東京電機大学)
P-21物事を説明・描写するストラテジー ―談話標識を通じた言い換え表現― 言語構造、メディア言説、文化、ディスカッション能力の相関性の解明へ向けて
籏野 智紀 (慶應義塾大学)
P-23電子メールによる2つの外国語教育実践とその効果の比較 ―文章の長さ・構造と言語能力の比較―
杉本 明子 (国立国語研究所)
P-25情報構造分析のためのスピーチとジェスチャーからなる「発話」単位
坊農 真弓 (ATRメディア情報科学研究所) 高梨 克也(京都大学・東京大学)
P-27携帯メール・サイバースペースにおける「ア行・ヤ行・ワ行小文字化現象」について
八木橋 宏勇 (慶應義塾大学)
P-29高齢者における「ばってん」の使用例
小野 綾子 (東京大学)

16:30-17:45

P-02日本人とマレー人の謝罪行動の対照分析(Part2)―ポライトネス・ストラテジーを焦点に―
ク モハマド ナビル (九州大学)
P-04「…させていただきます」の国 ―国会会議録検索システムを使用して―
薄井 良子 (神戸大学)
P-06小集団会話における話者の発言傾向を規定する3要素
藤本 学 (大阪大学) 大坊 郁夫 (大阪大学)
P-08『日本語話し言葉コーパス』を用いた対話と独話の比較-韻律的特徴に着目して-
小磯 花絵 (国立国語研究所)
P-10カテゴリー化による意味理解
橘 日出来
P-12多文化共生指向の日本語教育実習におけるNS・NNS実習生間の話し合い分析 ―3ヶ月間の話し合いを通して構築されたティーチャー・コミュニティーの実態―
平野 美恵子 (お茶の水女子大学)
P-14質問に対する選好応答についての検討 ―自由対話中の確認要求連鎖の分析を基に―
増田 将伸 (京都大学)
P-16日本語の語彙産出における言語の転移 ―朝中バイリンガル話者の日本語の作文から―
崔 松子 (東北大学)
P-18会話文末形式のジェンダー:男性形式・女性形式の対人印象効果
有泉 優里 (東京大学) 山口 勧(東京大学)
P-20コミュニケーション・スタイルの日韓比較 ―セールス場面における発話順番取り(turn taking)を中心に―
呉 恵卿 (大阪大学)
P-22実践支援空間における支援者と学習者 ―電子メールを利用した作文支援活動の分析―
得丸 智子 (日本女子体育大学) 中根 育子(シドニー大学) 堀川 有美(お茶の水女子大学) 田渕 七海子(お茶の水女子大学)
P-24携帯メールにおける文体と感情の変化について ―女子大学生の場合―
但馬 香里 (東京工芸大学)
P-26命名における認知プロセスについて ―チョコレート菓子の商品名を中心に―
奥田 芳和 (京都大学)
P-28日韓の「内から外へ」の意味を表す動詞における意味拡張について ―認知言語学的な観点から―
李 羽済 (専修大学)