第32回大会 (信州大学 2013年9月)

第32回社会言語科学会研究大会のお知らせ

社会言語科学会の第32回大会は,以下の予定で行われます.

プログラムを公開しました.
「交通」「臨時バス運行について」の情報を修正しました.8/21

日時2013年9月7日(土)・8日(日)
場 所信州大学 人文学部(松本キャンパス)
〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
TEL: 0263-37-2236(代表)
交 通8/21修正(1)JR 松本駅「お城口(東口)」を出て,右前方(南東)「アリオ」1 階がバス乗り場.
松本バスターミナル1番線より「浅間温泉行き」もしくは「信大・横田循環」に乗車し,約10-15分.
あるいは,バスターミナル2番線より「横田・信大循環」に乗車し約25分.
いずれも,バス停「大学西門」にて下車 (190円).
※1番線発のバスに乗ると,「大学西門」は「信州大学前」の次.
(2)JR 松本駅「お城口(東口)」より,タクシーで約10 分(約1500 円).

臨時バス運行について New! 8/21修正
この度,開催校信州大学の実行委員会の計らいで,松本市コンベンション協会から,バス運行の助成を受けることになりました.運行スケジュールは次の通りです.

9月7日(土)
*懇親会場から松本駅へ 2台同時運行
20時30分
大学北門配車(2台)
20時40分
出発(定員53名×2=106名・無料) 松本駅前まで
9月8日(日)
ミニエクスカーションを経て学会会場へ 1台(定員50名 無料.先着順)
8時10分
松本駅前集合(東急イン向かい,松本予備校前.アルピコバス)
8時20分
松本駅前発車 (定員50名 無料.先着順)
8時30分
国宝松本城西口駐車場到着
(見学各自・学会会場配布の袋に無料入場券あり)
9時15分
国宝松本城西口駐車場出発
9時20分
重要文化財,旧開智学校前
9時50分
信州大学北門到着(学会会場へ)

9月7日(土)は,懇親会後,宿泊地付近へのお帰りの足として.
9月8日(日)は,10時に大会が始まるまでの朝のひと時,松本市内の観覧にご利用 ください.大会開始の10分前に大学北門に到着いたします.信州大学での大会に奮ってご参加のうえ,上記バスをご活用くださいませ.

大会ポスターについて

大会ポスターPDF版をアップしました.

手話通訳について

招待講演,研究発表には,ご希望により手話通訳をおつけいたします.
ご希望の方は,ご希望のセッションを添えて,7月31日(水)までに大会ヘルプデスクにお申し出ください.

お問い合わせ先:大会ヘルプデスク
jass-desk@bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)

事前参加申込み

事前申し込みは締め切りました.
当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
事前参加申込み,事前振込共に2013年8月27日(火)24時が締切となっております.
お支払い方法は,クレジット決済または郵便振替をお選びいただけます.

懇親会参加のお誘い

楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.

大会懇親会会場で「未来を創る会」のテーブルを設けます.時間帯は当日,懇親会会場でアナウンスをしますので,ぜひ,ご参加ください.お知らせしたい研究会その他の情報がありましたら当日チラシ配布ご持参でご紹介いただくなど,会員同士の情報交換の場としても「未来を創る会」をご活用ください.

2冊以上の発表論文集をご希望の方へ

  • 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
    参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます.
  • 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
  • 大会終了後
    発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.
    • 大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
    • 1年後~: 500円/1冊(送料別)

事前参加申込み

参加費に発表論文集1冊が含まれております.なお,JASS30より学生会員の参加費を値下げしました.

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円5,000円
非会員5,000円5,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員2,000円2,000円
非会員4,000円2,000円

当日参加申込み

参加費に発表論文集1冊が含まれております.なお,JASS30より学生会員の参加費を値下げしました.

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員4,000円6,000円
非会員5,000円6,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円3,000円
非会員4,000円3,000円

郵便振替の送金方法・送金先:一般の郵便振替用紙を利用してお振込みください.
インターネットバンキングによる送金は「他金融機関からの送金方法・送金先」をご参照ください.
(※振込用紙の「通信欄・ご依頼人」欄には,お申込者のご氏名・住所等のほか, 「Web受付番号」と「メールアドレス」を正確にご記入して下さるようお願い致します.)

ゆうちょ銀行 振替口座(旧郵便振替口座)
口座番号 00190-6-613671
口座名義 社会言語科学会研究大会


他金融機関からの送金方法・送金先
他金融機関からの振込用口座番号
〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
当座 0613671

振り込み確認後,事前申し込みが完了となります.また,郵便振替払込金受領証をもって,領収証に代えさせていただきます.

大会当日には郵便振替払込金受領証をご持参ください.インターネットバンキングをご利用の方は,送金完了画面を印刷してご持参ください.
また,学会発行の領収証が必要な方は,大会受付にお申し付けください.

期日までにお振り込みいただけない場合は,当日参加申込みとなりますのでご了承下さい.

参加費および懇親会費の振り込みは,参加者本人の名義でお願いいたします. 懇親会参加の決定,参加費・懇親会費の支払いは当日でも可能ですが,できるだけ事前の申込みをお願いいたします.

事前に振り込まれた金額に間違いがあった場合には,大会委員会から個別にお知らせし, 返金または追徴金の手続きを取らせていただきます. 振込手数料は申込者負担となりますので,あらかじめご了承ください.

上記の口座は研究大会専用の口座です.誤って学会費を振り込まないように お願い致します.
誤って入金されたものの返金処理は大会終了後となりますので,お気をつけ下さい.

キャンセルについて

  • キャンセルの場合には,メールで宛,締切期日までにお申込みください.
  • 参加費および懇親会費のキャンセル申込締切は2013年8月27日(火)24時(日本時間)です.
    振込手数料を差し引き,全額返金いたします.締切期日以降のキャンセルに対しては返金はいたしません.

プログラム 印刷用プログラムはこちら(PDF)

プログラムのタイトル,発表者情報は,発表申込の情報にそっております.
お気づきの点がございましたら至急研究大会ヘルプデスクまでご連絡下さい.

第1日目 9月7日(土)

9:30-受付開始〔人文ホール〕
10:00-開会
10:00-11:40研究発表口頭発表
セッション1〔第1講義室〕
セッション2〔第2講義室〕
セッション3〔第4講義室〕
セッション4〔第5講義室〕
11:40-13:00昼休み(理事会)
13:00-13:05開催校ご挨拶〔第4講義室〕 山沢清人 信州大学学長
13:05-14:35招待講演〔第4講義室〕
講演題目:日本社会言語学との出会い,そしてその後の道程
講演者:任栄哲(韓国 中央大学校)
14:35-14:40休憩
14:40-15:10総会〔第4講義室〕
15:10-15:25大会発表賞授賞式〔第4講義室〕
15:40-18:10ワークショップ1,2,3〔第1講義室,第2講義室,第5講義室〕
18:30-懇親会〔人文ホール〕

第2日目 9月8日(日)

9:30-受付開始〔人文ホール〕
10:00-12:15研究発表口頭発表
セッション5〔第1講義室〕
セッション6〔第2講義室〕
セッション7〔第4講義室〕
セッション8〔第5講義室〕
12:15-13:15昼休み(各委員会)
13:15-14:30研究発表ポスター発表
〔201演習室,202演習室,204演習室〕
14:45-17:15ワークショップ4,5〔第1講義室,第2講義室〕

口頭発表

第1日目 9月7日(土)

セッション1 10:00-11:40 〔第1講義室〕
司会:森篤嗣(帝塚山大学)

10:00-10:30夫婦間会話の対立的場面に見られる自己フェイス補償ストラテジー

大塚生子(近畿大学)
10:35-11:05発話頭に現れる「は~」(発音わ~)の機能

宮本淳子(常葉大学短期大学部)
11:10-11:40話題転換としての注釈話題の挿入
―日本語の雑談会話における話題転換の分類再構成―

花村博司(大阪府立大学)

セッション2 10:00-11:40 〔第2講義室〕
司会:生天目知美 (四国学院大学)

10:00-10:30「同じ話である」とはどういうことか

保田祥(国立国語研究所),田中 弥生(神奈川大学),荒牧 英治(京都大学)
10:35-11:05語り終結部における思考・発話の発露

甲田直美(東北大学)
11:10-11:40大統領演説におけるレスポンス誘出メカニズム
―2つのタイプの話し手-聴衆間連鎖の分析から―

岩井恵利奈(青山学院大学)

セッション3 10:00-11:40 〔第4講義室〕
司会:竹口智之(サハリン国立総合大学)

10:00-10:30日本語-ベトナム語の双方向通訳における明示化方略の考察
-語用論的な観点から-

グエン・ヴァンティミン(東京外国語大学)
10:35-11:05第二言語から第一言語への転移とその原因について
―「てもらう」文に対する許容度調査を通して―

尹テレサ(東京学芸大学)
11:10-11:40バイリンガルはどのように形成されるのか
-ブラジルとボリビアの沖縄系エスニックコミュニティにおける言語生活調査から-

朴秀娟(大阪大学)

セッション4 10:00-11:40 〔第5講義室〕
司会:栁田直美(一橋大学)

10:00-10:30日本語話者と英語話者の聞き手行動
-「ミスター・オー・コーパス」に基づく一考察

植野貴志子(東京都市大学)
10:35-11:05英語母語話者と日本語母語話者の接触場面にみられる誤解,不信と交渉
―英語会話における事例の分析から―

山本綾(豊橋技術科学大学)
11:10-11:40日英依頼表現に伴って提示される依頼理由の位置や数とその効果

藏屋伸子(日本大学)

第2日目 9月8日(日)

セッション5 10:00-12:15 〔第1講義室〕
司会:本田弘之(北陸先端科学技術大学院大学)

10:00-10:30日中3都市における謝罪行動―東京・大連・杭州における言語表現と地方差

趙翻(東洋大学)
10:35-11:05感謝場面で「謝罪」するのは日本のみか?
-感謝の言語行動に関する日中対照研究-

李華勇(大阪大学)
11:10-11:40初対面場面における中日母語話者の自己開示の一考察

唐瑩(麗澤大学)
11:45-12:15肯定的/否定的評価の場面における日本語・韓国語・中国語の表現分析
-相手が親友の場合-

金庚芬(明星大学),関崎博紀(筑波大学),趙海城(明星大学)

セッション6 10:00-12:15 〔第2講義室〕
司会:榎本剛士(金沢大学)

10:00-10:30遠隔対話環境での発話と動作の同期
―じゃんけんのパラドックスと相互行為―

細馬宏通(滋賀県立大学),坊農真弓,菊地浩平(以上,国立情報学研究所)
10:35-11:05中国語じゃんけんにおける同期の達成

劉礫岩,細馬宏通(以上,滋賀県立大学)
11:10-11:40日本手話の空間表現における視点の選択

高嶋由布子((独)日本学術振興会・東京学芸大学)
11:45-12:15広告における視覚的比喩表現のコミュニケーション特性

天野美穂子(東京大学)

セッション7 10:00-11:40 〔第4講義室〕
司会:日高水穂(関西大学)

10:00-10:30看護のコミュニケーションにおける方言
-青森県津軽地方における「身体部位」および「症状」語の場合-

工藤千賀子,今村 かほる(以上,弘前学院大学)
10:35-11:05介護施設における日本語教育の媒介的役割
-EPA介護福祉士候補者の受入れ事例から-

野村愛(社会福祉法人 聖隷福祉事業団)
11:10-11:40理解の共有過程で構築される身体的表現:
グループホームのカンファレンスの場合

城綾実(国立情報学研究所)

セッション8 10:00-11:40 〔第5講義室〕
司会:中東靖恵(岡山大学)

10:00-10:30日本語学習者の会話構築の特徴
−「話し合い」での意見一致に着目して−

伊藤亜希(広島大学)
10:35-11:05ハビトゥスとしての母語話者・非母語話者2項対立:
「英語で授業」の学部における弱者の社会的構築

麻生卓司(早稲田大学)
11:10-11:40授業の相互行為秩序と「公的」な発言の構成

平本毅(京都大学),五十嵐素子(上越教育大学)

ポスター発表

9月8日(日)

13:15-14:30〔201演習室,202演習室,204演習室〕
司会:多々良直弘(桜美林大学)

P-01「助言」の会話の日・タイ対照研究 ―≪助言要求の話段≫を中心に―

DAENGSUBHA SUWATANA(大阪大学)
P-02「あなた自身に関する知識」を示す発話は会話でどのように用いられるか

千々岩宏晃(大阪大学)
P-03小学校英語活動の実際 ~教員の意識に注目して~

板垣静香(関西学院大学),吉泉和憲(神戸女子短期大学)
P-04質問肢による調査結果から見る沖縄県内高校生の沖縄の言葉の使用について

佐々木香代子(琉球大学),尚真貴子(沖縄国際大学),狩俣幸子(琉球大学)
P-05現代日本語における外来語の浸透度:
外来語使用に関する意識と行動の社会言語学的考察

久屋愛実(University of Oxford)
P-06タイ語を母語とする日本語学習者の「自動詞の可能形」の誤用の要因

Saelim Pannee(大阪大学)
P-07「名乗り」に表れる言語行動―電子メールの冒頭に注目して―

藤田百子(早稲田大学)
P-08日本語教師はどのような局面で「笑い」を行うのか
—初級学習者を対象とした日本語授業に焦点をあてて—

木村典子,伊藤亜希,福原涼子,本田雅美,今里葵,永田良太(以上,広島大学)
P-09在日朝鮮学校の学生たちの言語使用
―ドメイン別の日本語・朝鮮語の使い分けを中心に―

李在鎬(東京大学)
P-10講義の談話におけるオノマトペ使用

西村由美(関西学院大学)
P-11落語にみる反復がもたらす聞き手への臨場感と協調性:
二つの新作落語を通した一考察

内田らら(東京女子医科大学)
P-12法律用語「作為」を中心とした辞書記述の提案:
法律語義と一般語義の類義関係をふまえて

宮嵜由美,田中 牧郎(以上,国立国語研究所)
P-13ナラティブの種類とその開始部

三井久美子(大阪大学)

ワークショップ

第1日目 9月7日(土)

15:40-18:10〔第1講義室,第2講義室,第5講義室〕

ワークショップ1〔第1講義室〕日本語教育に生かす会話分析の可能性―日常的なやりとりに注目して―
企画責任者:藤浦五月(武蔵野大学)
話題提供1:
田中真衣(大阪大学)
今田恵美(立命館大学)
高井美穂(摂南大学)
吉兼奈津子(大阪大学)
話題提供2:
岩田夏穂(大月市立大月短期大学)
初鹿野阿れ(名古屋大学)
ワークショップ2〔第2講義室〕雑談の美学を考える―その構造・機能・詩学をめぐって
企画責任者:村田和代(龍谷大学)
井出里咲子(筑波大学)
大津友美(東京外国語大学)
筒井佐代(大阪大学)
ワークショップ3〔第5講義室〕論文執筆における失敗例の類型論‐効果的な論文作成指導に向けて‐
企画責任者:岩田一成(広島市立大学)
義永美央子(大阪大学)
本田弘之(北陸先端科学技術大学院大学)
渡部倫子(広島大学)

第2日目 9月8日(日)

14:45-17:15 〔第1講義室,第2講義室〕

ワークショップ4〔第1講義室〕日本生育外国人児童のリテラシー発達を追う―作文縦断調査の多面的分析
企画責任者:齋藤ひろみ(東京学芸大学)
森篤嗣(帝塚山大学)
北澤尚(東京学芸大学)
菅原雅枝(東京学芸大学)
嶌田陽子(国立国語研究所)
工藤聖子(東京学芸大学)
阿部志野歩(東京学芸大学)
ワークショップ5〔第2講義室〕会話分析はサービスエンカウンター研究にどう貢献するか
企画責任者:平本 毅(京都大学)
黒嶋智美(明治学院大学)
水川喜文(北星学園大学)
秋谷直矩(京都大学)