第7回シンポジウムのお知らせ

社会言語科学会では第7回シンポジウムを2025年9月6日(土)に開催いたします.

日時

2025年9月6日(土)

10:00-12:00
スチューデント・ワークショップ
13:00-13:30
総会
13:30-17:45
シンポジウム

※13:00-13:30に開催される会長挨拶・総会には,学会員の方のみご参加いただけます.

会場

上智大学四谷キャンパス2号館
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分
https://adm.sophia.ac.jp/jpn/campus_kengaku_ad/kengaku_yotsuya/

シンポジウム会場及び受付:401教室

当日は,学内のコンビニエンスストアが営業しているほか,四ッ谷駅周辺に飲食店があります.

【Wi-Fi】会場には,ゲスト用のWi-Fiはなく,eduroamを使用していただく形になります.eduroamを持っていない方は,事前に登録していただくか,ご自身のポケットWi-Fiなど,あるいはテザリングで対応していただくこととなります.

開催方法

対面(天候状況によってはオンラインまたはハイブリッドに変更する可能性があります)

参加費

無料

参加方法

参加をご希望の方は,以下の方法でお申し込みください.

  1. 事前参加申請:2025年7月1日(火)〜9月4日(木)までに下の申請フォームよりお申し込みください. https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfY2dWulp6vP1glFviEe85yBk3tQvASWElQh1jhGSQpNOoK8Q/viewform
  2. 9月6日当日:会場で改めてQRコードを読み取り,受付を行ってください.

事前参加申請をしなくても,当日会場での受付で参加可能ですが,事前に参加申請をいただければ幸いです.

参加費は無料で,非会員も参加可能です.

当日の午前中は,4件のスチューデント・ワークショップも行われますので,こちらも奮ってご参加いただけますよう,よろしくお願いいたします.

共催

言語系学会連合

テーマ名

「言葉の遊戯的使用―冗談・からかい・疑似インポライトネスの多様性」

企画責任者

 岡本雅史(立命館大学)

概要

人は,遊戯的なやり取りを通して,会話を楽しんだり,互いのアイデンティティを確認して連帯感を強め,親しい関係を構築したりしている.冗談やからかい,ユーモア,そして冗談としての嘲りや皮肉,悪態などの疑似インポライトネスでは特に,「これは遊びである」ということへの相互理解が重要である.そのために相互行為の参与者は,マルチモーダルな手段を使って冗談のフレームを構築している.

ここで問題となるのは,どのような言語・非言語表現が用いられてどのような意味が伝達されているのか,どのような場や媒体(メディア),対人関係,モードで産出されたものであるのか,誰に宛てられ誰に向けられてどのような行為として理解されるのか,さらには冗談の成否の条件は何か,といった冗談のもつ多面的・多元的な性質である.

本シンポジウムでは,社会言語学,語用論,認知言語学,会話分析/相互行為研究,レトリック研究といった各分野の研究者による事例分析と知見から,言葉の遊戯的(playful)使用を成立させている要因や構造について議論したい.これにより,これまで自明視されてきた言葉の規範的(canonical)使用そのものを問い直す契機となることが期待される.

話題提供者(予定,順不同)

アッシュ・リー・スプレッドベリー(信州大学)「YouTubeコメントに見られる定型的かつ想像的なユーモア」 
佐藤亜美(名古屋商科大学)「疑似インポライトネスとしての毒舌キャラの発言」
岡本雅史(立命館大学)「オープンコミュニケーションの観点から見る漫才とコント」
岩田夏穂(武蔵野大学)「相互行為におけるからかい:遊び以外の役割に注目して」
山口治彦(神戸市外国語大学)「ジョークのレトリック」

要旨は追って公開いたします.

問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは,以下のメールアドレスまでお送りください.
jass-sympo[at]jass.ne.jp(社会言語科学会 企画委員会 シンポジウム担当)
※[at]を@に変えてお送りください.

皆様のご参加をお待ちしております.

スチューデント・ワークショップ・シンポジウム参加時の手話通訳者利用費用補助金支給制度について 

1.手話通訳利用の際の補助金支給制度について

午前中のスチューデント・ワークショップ参加に際して手話通訳を利用した会員に対して,費用の一部を補助します.この制度の利用のしかたは以下のとおりです.

1件あたり20,000円を限度として補助,ただし全体の上限額を60,000円とし,3人を超える申し込みがあった場合は60,000円を人数分で割って補助します.

手話通訳の依頼は,申請者がご自身で行ってください.

ご所属の大学,研究所等に同様の制度がある場合は,そちらのご利用もご検討ください.

また,午後開催の総会及びシンポジウムでの手話通訳を希望する会員は,その旨を企画委員会(下記)にメールでお知らせください.学会の方で一括して手配いたします. 

2.申請方法

手話通訳および手話通訳者利用費用補助をご希望の方は以下のようにご準備ください.

2025年8月17日(日)までに,企画委員会(下記)にメールでお知らせください.

手話通訳を希望するプログラム(スチューデント・ワークショップ名,シンポジウム)

手話通訳者利用費用補助希望者のみ:

手話通訳者利用費用補助申請書

・依頼先からの見積書

問い合わせ先:企画委員会 ws[at]jass.ne.jp

※[at]を@に変えてお送りください.

申請締切後,申請の受領と併せて,利用手続きのご説明をメールにて差し上げます.ご確認いただきますようお願いいたします.

シンポジウム参加時の託児補助金支給制度について

シンポジウム参加時に託児サービス(有料で託児を行う事業者)を利用した会員に対し,学会が費用の一部を補助します(会員本人の子供に限ります).学会による託児補助は,以下のように行われます.

補助金額は大会出席1日あたり5,000円(子1人につき)を上限とします.

申請者は「託児補助金申請書」(書類1), 「託児施設利用証明書」(書類2) をダウンロードし,必要事項を記入して,下記の企画委員会長宛に郵送します(「社会言語科学会 託児施設利用証明書在中」と朱書きすること).書類2は領収書(利用日,利用料金,利用した子供の人数が明記されているもの)に代えても良いです.提出期限は大会後2週間以内とします.

申請者は託児施設の利用日に必ず大会参加受付を行ってください.大会参加受付の記録をもって参加とし,補助の手続きを行います.(本人の参加確認ができない場合,補助金額はお支払いできませんのでご注意ください.)

書類郵送先:

 〒113-8668

 東京都文京区向丘1-19-1 文京学院大学外国語学部

 新井 保裕

 Email: ws[at]jass.ne.jp

 ※[at]を@に変えてお送りください.

社会言語科学会